予約管理を紙の台帳からデジタルに移行するステップ
QuickEats運営
電話が鳴る。片手に受話器、片手にペン。台帳をめくりながら空き状況を確認して、名前と人数と時間を書き込む。
この作業を1日10回。忙しい時間帯に電話が重なると、つい適当に書いてしまって、後日ダブルブッキングが発覚する──。
紙の予約管理の問題
紙の予約管理で起きる問題
ダブルブッキング
同じ時間帯に同じ席を2組に約束してしまう。お客様の信頼を大きく損ないます。
電話対応の負担
営業中の電話対応は、ホールの動線を止めます。1回3分の電話が10回で30分。ピーク時に取れない電話は予約の機会損失です。
営業時間外の予約
夜22時に予約しようとして電話したら、もう閉まっている。翌日電話しようと思って、忘れる。これはお客様の責任ではなく、仕組みの問題です。
デジタルに移行するステップ
Step 1: オンライン予約ページを用意する
最もシンプルなのは、Googleビジネスプロフィールの予約機能を使うこと。無料で、Googleマップから直接予約できるようになります。
より高度な予約管理をしたい場合は、予約管理システム(QuickEats、レストランボード等)を使います。
Step 2: 紙とデジタルを併用する期間を設ける
いきなり紙をやめる必要はありません。まず2週間、紙の台帳とデジタルを両方使ってみましょう。
デジタルに入力する習慣がついたら、紙を卒業します。
Step 3: 電話予約をオンラインに誘導する
電話で予約があったら、確認メッセージと一緒にオンライン予約のURLを送る。
『次回からこちらからもご予約いただけます』の一言を添えるだけで、徐々にオンライン予約の比率が上がっていきます。
デジタル化のメリット
- ダブルブッキングが物理的に起きない(空いている時間だけ選択可能)
- 24時間予約受付(営業時間外でもOK)
- 自動リマインド(予約の前日に自動通知。ドタキャン防止)
- キャンセル履歴(頻繁なキャンセル者を把握できる)
移行のよくある不安
『常連さんが使えるか?』
常連さんは電話予約のままでOK。スタッフがデジタルに入力すれば、管理は一元化されます。お客様に強制する必要はありません。
『操作が難しいのでは?』
最近のシステムはスマホのカレンダーと同じくらい直感的です。日付を選んで、時間を選んで、人数を入れるだけ。
まとめ
紙の台帳からデジタルへの移行は、お客様のためでもあり、自分のためでもあります。
電話を取る時間が減れば、その分お客様に集中できる。ダブルブッキングの心配がなくなれば、心の余裕ができる。
まずはGoogleビジネスプロフィールの予約設定から始めてみてください。10分で完了します。